接客業をしている方は、
お分かりかと思いますが、
理不尽な客が増えましたよね。
私なんかは不動産業だったのですが、
高額な商品の購入になるので、
まぁめんどくさいお客様が多かったです。
今日はそんな愚痴を書いていこうかなと
思います。
不動産という高額な商品を買うのは、
一大決心ですよね。
これが仮に賃貸だとしても、
一気に数十万のお金が飛んでいくわけですから、
慎重になるのもしょうがないです。
ただ中には、
「そこまでやるか?」というお客様も
多々いらっしゃいます。
ケース①:引き渡し時の傷確認
お家を引き渡すときは、引渡し前に、
殆どのお客様は傷確認をして頂くことになります。
そのお客様の中で約3割くらい(体感ですが)の
お客様は、地面に這いつくばって、
あたかも土下座するように傷を確認するのです。
中には虫眼鏡を持ってきて肉眼では見えない傷まで、
探すのです。
正直、卑しいなって思います。
というか気持ち悪さも感じました。
もちろん、表には出しませんが。
年収で言うと600万円~800万円の少し
金銭的余裕のある方は、無駄に細かい方が多い印象です。
ケース②:かっこつけたい旦那さん
主に建築業界に従事したり、
ネット調べた浅はかな知識を奥さまや家族に
披露したい方で多いなという印象です。
大工さんとかは逆に、建売のクオリティを知っているので
「こんなもんか」or「すごい綺麗ですね」という二極化に分かれます。
土建業の方は心が広く、クレームもよっぽどのことが無い限り言いません。
自分で解決できちゃいますからね(笑)
ただめんどくさいのは、
ネットで調べた浅い知識で営業マンに質問してくる方です。
ネットの知識はご存じの通り、「広く、浅く」です。
つまり、使ったこともない建築用語を多用して、
カッコつけたり、優越感に浸るそんな方が多くいらっしゃいます。
私も営業マンですから今まで万単位の方と接してきました。
その為、その人が見栄っ張りなのか、
本気で疑問に思っているのかを見分ける方法はいくつか知っています。
ただ結構な人数の方が見栄っ張りな方が多いように思います。
正直、めんどくさいです。
カッコつけるのは家の中か、自分の職場でしてほしいものです。
ケース③:後だしジャンケンのお客様
後だしジャンケンというのは、
後から難癖をつけてくる方です。
これは仲介役の営業マンによって、
起きるケースも多いです。
例えば、住んでみて気に入らないとか、
ここにこんなデメリットがあるなんて知らなかった、
なんてことです。
ここだけの話ですが、今更そんなことを言っても、
無駄です。
契約書にそういった内容は全て、
記載してあります。
ただ中には契約書に記載のある内容に、
難癖ををつけて契約しない、若しくは
契約後に難癖をつける方が、多々いらっしゃいます。
こちらとしては国家資格を持つ宅建士が、
キチンと書類をチェックし押印している以上、
スキのある契約書は非常に少なくなっています。
なのでよっぽどの落ち度じゃない限りは、
お客様に勝ち目はございません。
ただ冒頭に仲介役の営業マンが契約を焦って、
ご内覧時にデメリットを伝えない、若しくは伝え忘れる、
といったこともクレームの要因となります。
声の大きい元気な営業マンは要注意です。
勢いで空気を作っていきますから、
それに飲まれて契約しちゃうパターンが非常に多いです。
私だったら、後日に報告ということにしたり、
その場で調べたり、お客様に「伝える」ための誠意をお見せします。
余談ですが私のクレーム発生率は、
「2%」でした。正直、私自身のクレームは、
殆どありませんでした。
会社でもクレーム産業といわれる不動産業界では、
珍しいとビックリされるほどでした。
私もなぜそんな数字なのかわかりません(笑)
以上がめんどくさいお客様のパターンです。
家を買う、借りるときは人の本性が、
一番出るかと思います。
中には結婚のために住宅を購入するときに、
互いの意見を尊重できずに婚約を解消したケースも、
聞いたことがあります。
めんどくさいお客様は、
今の私の様にブログで書かれたり、
裏で不動産会社の話のネタになったりしますから、
あまり良い気持ちはしませんよね。
私が非常にやりやすかったのは、
①その場で疑問に思ったことを質問する
②事前に疑問に思うであろうという質問をリスト化する
この2つをしてくれるお客様はやりやすかったです。
①の方はこちらも把握しきれてない場合は、後日に回答。
②の方はこちらも準備できるので期待に沿った回答が、
準備しやすいというものがあります。
これから家を検討する方は、
上記で述べたお客様にならないように祈るばかりです。
不動産はブラックな職場が大半ですので、
そういった事で神経をすり減らす業界の方が減るのを祈っています。